ムゼオ・スタンゲリーニ、米国TV旅番組Places to Loveに登場

イタリアは、アメリカの人々にまばゆい魅力を常に放ってきました。
麗しい風景、伝統、文化がモザイクのように織りなす国であり、地方ごとの特色があります。こんな華やかさに惹かれたのが米国公共放送PBSで放送、最も愛される旅番組 Places to Love の著名司会者、サマンサ・ブラウンです。

新エピソードの舞台に制作陣が選び定めたのは、モデナとその周辺地域。テーマは芸術、グルメ、モータースポーツを集めて、モデナの多彩な表情を伝えること。そこで訪問地のひとつとして欠かせなかったのが、熱き想い、先見性、地元の老舗として歴史物語を守り伝えるムゼオ・スタンゲリーニでした。ごく普通に名所紹介ではなく、当地に息づく「スピリット」、日々そこに生きる人々の「熱き想い」を視聴者へ届ける、を目標としたのです。

今回のプロジェクトはエミリア=ロマーニャ州観光局APTサービス、ボローニャ=モデナ観光地域機構、およびDMO Modena Tur旅行代理店、Bologna Welcome観光案内サービスの協力でコーディネートが実現。視野が広く、厳選された良質情報を望む視聴者に向けた、格好な国際配信機会になりました。

Un frame delle riprese dell'episodio girato da Samantha Brown

ムゼオ・スタンゲリーニが主役に

我々ムゼオ・スタンゲリーニが番組の主軸の1つに選ばれたことは栄誉です。
6月にはフランチェスカ・スタンゲリーニ自らによりPlaces to Love 撮影チームが迎えられ、フランチェスカとサマンサ・ブラウンは出会うと同時に意気投合。女性力を込めた仕事へ向き合う真摯な対話が始まっていきました。尚且つ、その対話は通訳ラウラの精巧な力添えで、さらに豊かさを増したのでした。

フランチェスカはインタビューにて自らのファミリーとレーシングカー・コンストラクター「スタンゲリーニ」のストーリーを語り、在りし日のモータースポーツ黄金期だけでなく、エンジンが生まれる大地、モーター・ヴァレーの今と未来についても紹介しました。

ムゼオ・スタンゲリーニ訪問のエピローグには、特別な瞬間が待っていました。フランチェスカはスタンゲリーニ750バルケッタにサマンサを同乗。マルピーギ・ファミリー所有のTenuta del Cigno(白鳥の農園)へとドライブ。向かった先でサマンサはモデナが世界に誇る「漆黒の秘宝」、伝統手法により作られるバルサミコ酢の極意を知ったのです。

Samantha Brown in posa davanti alla macchina Stanguellini

放送日を待ちわびながら

モデナとムゼオ・スタンゲリーニにスポットを当てた放送回は、2026年初頭(放送日は未定)米国で放送予定。我々の地の素晴らしさが、何百万人もの視聴者のお茶の間に届くのです。

数か月間に渡り、熱意を込めて放映準備を進めてくださったすべての関係者さまへ、心より感謝申し上げます。

La troupe dell'episodio di Samantha Brown girata al Museo Stanguellini