1100 スポルト・ナツィオナーレ

車種

エンジン
直列フロントエンジン。FIAT508Cエンジンを基に鋳鉄一体成型シリンダーブロック、
軽合金製シリンダーヘッドを備える

気筒数
直列4気筒

内径×行程
68x75mm

総排気量
1.089cc

最大出力
45馬力/6.000rpm(1948年には60馬力/6,000rpmへ向上)

潤滑方法
ウエットサンプ圧送式

冷却方法
サーモサイフォン式

弁機構
サイドバルブ機構(クランクケース内ラテラ
ル・カムシャフトより、プッシュロッド、
ロッカーアームを介する)

燃料供給装置
ゼニス製32VIMB
ダウンドラフト・キャブレター、1基
(ウェーバー製キャブレター32DR3、2基)

点火装置
バッテリー、ディストリビューターによる
シングルプラグ点火方式

クラッチ
乾式単板クラッチ

ギアボックス
4速+リバース

シャーシ
FIAT508Cシャーシを基に、プレス加工鋼板サイドメンバーフレームに強化クロスメンバーを追加

フロントサスペンション
独立懸架式、ウィッシュボーン型ラテラル・ロアー・アーム、アッパー・スイング・アーム、垂直軸シャーシ直付けコイル・スプリング内蔵オイル・ショックアブソーバー(後に収縮オイル・ショックアブソーバーへ仕様変更)

リアサスペンション
車軸懸架式 、スラスト・リーフスプリング、垂直軸シャーシ直付けオイル・ショックアブソーバー(後に収縮式オイル・ショックアブソーバーへ仕様変更)、スタビライザー

ブレーキ
アウトボード・ドラムブレーキ

ホイールベース
2.420mm

トレッド
フロント1.231mm、リア1.226mm

タイヤ
前輪5,00-15、後輪5,00-15

ボディ
アルミ製モノコック・オープン2シーター、またはハードトップ開閉クローズド・クーペ。1947年以降アルミ製サイクルフェンダー付き魚雷型筒状ボディへ変更。

乾燥重量
580Kg

製造年
1938年~1947年