1100 スポルト・ インテルナツィオナーレ

車種

エンジン
直列フロントエンジン。FIAT1100エンジンを基にする鋳鉄製シリンダーブロック、軽合金製シリンダーヘッドを備える。1949年以降は、鋳鉄シリンダーブロック、軽合金シリンダーヘッドはスタンゲリーニ製造となる。1956~57年のクーパー・ボブテイル、ロータス・イレブンは、ツインカム仕様エンジンが供給。

気筒数
直列4気筒

内径×行程
68x75mm(1956年以降72,4×66,6mm)

総排気量
1089 cc (dal 1956 1097 cc)

最大出力
60馬力/6.000rpm(1949年より85馬力/
7.000rpmに向上、1956年より96馬力/
8.000rpmへ進化)

潤滑方法
ウエットサンプ圧送式

冷却方法
冷却水強制循環式

弁機構
サイドバルブ機構(1949年以降、
チェーン駆動式ツインカム・ヘッド化)

燃料供給装置
ウェーバー製DR4SP32、2基(1949年以降ウェーバー製キャブレター35DCO、2基
または40DCO28ツインチョーク、2基)

点火装置
バッテリー、ディストリビューターによる
シングルプラグ点火方式

クラッチ
乾式単板クラッチ

ギアボックス
4速+リバース(1960年以降、5速化)

シャーシ
鋼管フレームに補強サイドメンバーと
クロスメンバーを追加

フロントサスペンション
独立懸架式、ウィッシュボーン型ラテラル・ロアーアーム、ラテラル・アッパー・リーフ・スプリング、収縮式オイル・ショックアブソーバー。1950年以降、独立懸架式、ウィッシュボーン型ラテラル・ロアーアーム、コイル・スプリングとの収縮式オイル・ショックアブソーバー・ユニットへ仕様変更。

リアサスペンション
車軸懸架式、スラスト・リーフスプリング、オイル・ショックアブソーバー。1951年以降、車軸懸架式、アッパーおよびロアー・アーム、コイルスプリングとの収縮式オイル・ショックアブソーバー・ユニット、ラテラル・ワイヤー保持仕様に変更。

ブレーキ
アウトボード・ドラムブレーキ

ホイールベース
2.260mm

トレッド
フロント1.210mm、リア1.210mm

タイヤ
前輪5,00-15、後輪5,20-15

ボディ
アルミ製モノコック・オープン2シーター
(1948年以降アルミ製サイクルフェンダー付き魚雷型筒状ボディ、1953年以降モノコック化)

乾燥重量
550Kg

製造年
1947~1957年